家族(2人、3人、4人、5人)の長距離引越し相場と料金を安くして楽に引っ越す方法

見積り料金が高くて焦っている様子

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家族で遠距離の引越しをする場合には、オフィスの引越しに次いで高い料金になります。

さらにエアコンの取り外しや取り付け、洗濯機、大型家具、冷蔵庫、ソファや大型テレビなどが加わって、荷物量も増えるため、料金はどうしても高くなりがち。

ただでさえ引っ越しをするにはお金が掛かるのに、家計としては少しでも出費を抑えたいですよね。

そんな家族引越しを少しでも安くするためには、

  • ①日時を指定しないフリー便にする
  • ②繁忙期(3~4月)を避ける
  • ③土日を避ける
  • ④荷造りや荷解きは極力自分でやる
  • ⑤引越し会社同士の見積もり価格を競わせる

この5項目について見直すことが必要。

これ全部クリアできるだけでものすごい料金差額、出ますよ。時期によっては2~3倍くらい変わるはず。

とは言っても、①~④の項目については、家族+長距離という条件が重なっているとなかなか変更できなかったり、荷造りも大変だし。

そもそも長距離引越し自体が家族にとって一大イベントなんですよね。。

この場合に、最優先事項として最初にやるべきことは⑤の、

引越し会社同士の見積もり価格を比較して競わせる

これ、一番重要と言っても過言ではないですよ。

引越し料金を最大限下げるためには一番効果が高いことはワタシが何度も引越した中で体験済み。
最高値が17.6万円、最安値が9.9万円と8万円も差額が出た経験があるので、引越しのときにはやらない選択肢がありません。
一括見積もりで半額以下に

長距離の家族引越し(2~5人)相場料金

500km以内500km以上
2人8~12万円12~18万円
3人10~15万円12~18万円
4人12~18万円15~20万円
5人15~20万円18~30万円

2人以上の家族で長距離引越しする場合はもっともコストが高くなるため基本的には10万円以上の相場価格になることがほとんど。

移動距離が長くなるほど料金が高くなるのはもちろんですが、荷物量はそれほど大きく影響しません。

一番価格に影響を与えるのが「時期」。繁忙期(3~4月)と通常期では1.5~2倍以上料金が変わります。また土日や月末月初も高くなりがち。

価格をできるだけ抑えるために必要なポイントは、

  1. できるだけ早い段階で引越し業者に連絡しておく
  2. 見積もりは1社だけに限らず複数社から取る

という点をお忘れなきよう。

2人、3人、4人、5人家族の長距離引越し実績データ

家族で長距離引越しした人がどれくらいの料金だったのか相場価格をまとめています。

引越しする前の場所と引っ越し先、価格、時期、曜日、引越し前後の部屋のタイプについて項目別で一覧にしています。

長距離の家族でする引越しを安くする方法についても文末でまとめていますので併せて参考にどうぞ。

長距離他の家族引越し相場価格実績一覧

運送会社距離料金条件
アート愛知⇒東京通常期/平日/2人
1LDK⇒2LDK
120,000
神奈川⇒京都繁忙期/土日/3人
3LDK⇒2LDK
132,000
東京⇒大阪通常期/平日/2人
2K⇒2LDK
118,000
サカイ長野⇒沖縄通常期/平日/4人
3LDK⇒3LDK
168,000
愛媛⇒青森通常期/平日/2人
3DK⇒2LDK
146,000
福井⇒埼玉通常期/平日/2人
3DK⇒2LDK
76,000
ダック東京⇒山口通常期/平日/2人
2K⇒ワンルーム
120,000
大阪⇒広島通常期/平日/2人
3DK⇒5K以上
116,000
東京⇒愛知通常期/平日/2人
3DK⇒3LDK
123,000
ヤマト福島⇒沖縄通常期/平日/4人
5LDK⇒4DK
325,000
愛知⇒福岡通常期/平日/2人
2LDK⇒3LDK
150,000
東京⇒兵庫繁忙期/土日/3人
3LDK⇒3LDK
170,000
アリさん広島⇒神奈川通常期/平日/3人
3DK⇒3DK
140,000
大阪⇒宮崎通常期/平日/4人
3LDK⇒5LDK
145,000
埼玉⇒大阪通常期/土日/3人
2LDK⇒2LDK
103,000
ハート大阪⇒群馬通常期/平日/2人
1K⇒1DK
80,000
茨城⇒岩手通常期/土日/2人
2DK⇒2DK
75,000
広島⇒東京通常期/平日/3人
2LDK⇒4LDK
85,000
アーク静岡⇒京都繁忙期/土日/4人
3LDK⇒2LDK
145,000
神奈川⇒大阪繁忙期/平日/3人
2LDK⇒3LDK
128,000
福島⇒福岡繁忙期/平日/2人
2LDK⇒3LDK
180,000

※繁忙期:3月~4月 通常期:5月~2月

長距離の家族引越しプランを展開する大手引越し業者一覧

業者名家族引越しプラン詳細

アーク

すべてお任せフルフルプラン小物含め全ての荷造り、荷解きを任せられる

アリさん

長距離スペシャル便アリさんでフルチャーターする長距離便

カルガモ引越

長距離引越しプラン直行便、JRコンテナ便、空輸便から選べる

「家族の長距離便」としてうたっているのは上記会社のプランですが、他のプランと特別何か変わるかと言えばそんなことはなく、ただ名前をそれっぽく付けているだけで特別安いわけでもないという認識。

基本的にはどの引越し会社も家族だろうが長距離だろうが受けてくれますので、「家族で長距離だからこの引越し屋さんで!」なんてことは全く考えなくてもいい要素。

引越しの方法としては大きく分けて、①チャーター便(トラック1台貸し切り)と、②混載便の2つがあり、上記で言えばカルガモのJRコンテナ便などもそれに当たります。

当然混載便のほうが安くなりますが、その分到着日や時間帯指定ができないなどのデメリットがある一方、チャーター便なら最速で引っ越しできるのはもちろん、ある程度の時間指定もできます。

その分料金は高くなるのがデメリット。

結局どこの業者に頼むかを判断するためには、やはり値段勝負になりますので、見積もりを複数取ってみるのがコストを抑えるベストな方法。

思い切って荷造り・荷解きは業者に任せると凄まじい勢いでラクで超おすすめ

主婦1人で駆けずり回って準備

単身引越しのときはとにかく値段を抑えたい気持ちだけしかなかったので、荷造り梱包とか荷解きサービスとか頼んだことがない、というか全く選択肢にさえ入っていなかったのですが。

さすがに4人家族になってからの引越しの際には、旦那さんの引越し好きにほとほと嫌気がさしてこう言い放ってやりました。

「引越しするのはいいけど、最低荷造りだけはもう引越し屋さんにやってもらってください!!!」

あまりにも真剣に、そして切実なるワタシの表情を見て察したのか、旦那さん一切の躊躇もなく「相分かり申した」と二つ返事でOK。

で、頼んでみたんですけどもね。

何このラクさ加減。

荷解きってやってもらってもいいんですけど、なんか新居のどこにどの家財道具を収納するかとかアレコレ考えながらやりたいじゃないですか。

業者さんに指示するのもなんか大変そうだし。ていうかこれは自分でやりたいっていうワタシの性格上の問題かもしれませんが。

でも荷造りは本当にやってもらってよかった!!これ、本当におすすめ。

料金もプラス2万円くらいでしたし。

2万円払ってあの荷造り地獄から解放されるのなら、余裕があれば確実に使ったほうが良いかと。特に長距離引越しってやることいっぱいあるじゃないですか。

荷造り梱包だけの料金相場ってどれくらいかを5社に聞いて調べてみた

荷造り専用スタッフ

荷造りだけ(ワンルーム除く)ですが、ワタシがリサーチした料金を平均してみると下記一覧が相場目安となりました。

間取り料金
1LDK1万~2万円
2LDK~3LDK2万~4万円
4LDK以上4万円以上

ワタシが長距離引越しをした時に荷造りをお願いしたのはサカイ引越センターさんでしたが、梱包専用のアルバイト?スタッフさん(女性)が引越しの前日に2名いらっしゃいまして、テキパキテキパキと荷造りを行っていただきました。

料金は交渉して2万円にしていただいたので、原価はもう少し高かったかもしれません。

料金は荷物量で決めていると思われますが、同じ間取りでも詰め込む荷物量が多ければその分料金は上がるので、上記は参考として捉えておくとよいかと。

アルバイトさんの日給を考えると、2人で2万円だと引っ越し会社もそれほど利益は乗せてないってのが分かりますよね。多分数千円くらいでしょう。

何度も言いますけど、

数万円プラスするだけで肉体的・精神的負担がカットされるので、世の奥様は完全に旦那さんにお願いするべきでしょう。

いやほんとに。これ読んでるのがご主人さまなら、ぜひ奥様をねぎらって荷造りだけは引越し屋さんにお願いされることを願ってやみません。

参考までに、荷造りだけプランも下記の会社で行っていますよ。

荷造りが含まれている大手引越し業者のプラン
  • アート引越センター:ハーフコース
  • 日通:ハーフプラン
  • アリさんマークの引越社:アリさんパック
  • サカイ引越センター:らくらくBコース
  • アーク引越センター:通常プラン
  • ハート引越センター:エコノミープラン

というか、これはもうどの引越し屋さんでも絶対に用意しているプランなので(赤帽を除く)、見積もりの時にお願いしたら追加料金はその場で出してくれるハズ。

オプションとして都度聞いてみてくださいね。

引越し料金見積もりはあらかじめ高く設定されがち

引越し会社は、他社との競争をあらかじめ踏まえて料金提示をしてきます。

もちろん最初から安く見積もりを出すところもありますが、お客側の値引き交渉を事前に踏まえていることと、仮に値引きが無かったとしても、他社に奪われないようにどんどん値下げを敢行してきます。

最近は一括見積もりが主流になってきているため、過当競争の中にある引越し会社は、値下げをしていかなければ他社に勝つことが出来ません。

利益が取れるぎりぎりの数字まで価格を下げてお客を取りに行っている状況ですので、私たちとしてはこれをうまく活用しない手はありませんね。

ライバル他社と上手に戦わせて見積金額を下げるのはもはや最低限行っておくべき値下げの条件です。

ネットの一括見積もりサイトで比較することで、引越し料金はほぼ確実に安くすることができるので必ず活用しておきましょう。


ちなみにワタシが直近で単身引越しした時の料金見積もりが下記。

業者名見積もり料金
アーク引越センター約10万円
アリさんマークの引越社約9万円
アート引越センター約8万円
サカイ引越センター約5万円
ZERO1引越センター約2万円

めちゃくちゃ差額出てますでしょ。

でもこれ、元々ゼロワンさんは5万円とか見積もり出していたので、最終的には3万円値引きしてくれたことで安くなったわけです。

現場で各社の見積もり時にかなり競争してくれるので、まずは赤帽に見積もり取る前に一括見積もり、使ってみると良いですよ。

特に荷物量が多かったり、距離的にちょっと長そうな感じのとき、あと女性の場合はきちんと業者見積もり取ったほうがいいです。

下記の「引越し侍」だとネット上での見積もりも取れるから便利でいつも使ってます。

いつも使っているのが引越し侍!

引越しのたびにお世話になっているのがココ。下記はワタシの実際の料金差額ですが、

  • 家族の引越しで約8万円の差額
  • 単身でも10万円→2万円

いつもかなりの差額が出るので、もし使わなかった場合に損した金額と比べて家具類を新調できるほど差額出てます。ネット上で料金比較できるのも引越し侍だけなので、特に近距離の引越しなら迷わずココがいいですよ。

>>引越し侍で見積もりを取る


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